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日本で最初の横浜市版を作成したメンバーです。

  • 松村 亮平(Ryohei Matsumura), Facebook
  • 久住 裕司(Hiroshi Hisazumi), Facebook
  • 渡辺 久晃(Hisaaki Watanabe),
  • 林田 全弘(Masahiro Hayashida), azuki design
  • 村上 まゆみ(Mayumi Murakami),
  • 大西 裕子(Yuko Onishi), Facebook
  • 岡本 祥公子(Sayoko Okamoto),

大阪府版を作成した、関西サービスグラントのプロボノチームの有志メンバーです。

サイト作成する際にまず、「予算」データを用いるか「決算」データを用いるかを検討しました。
大阪府の場合、予算データは部局ごとに予算額が公表されていましたが、どの部局が使うのか(部局ベース)ではなく、何のために使うのか(目的ベース)をわかるようにしたいという思いがありました。
しかし、予算データの場合、公開されていたのは主要項目だけであり、すべての目的別の予算と具体的な事業が紐付けられたデータを見つけることができませんでした。 (「予算案の概要」を丁寧にみると、どんなことをどれくらいの予算でやろうとしているのかわかるのですが、膨大な量になるため時間的な制約から断念しました。)
ということで、実際に目的別に使われたデータである「決算」データをベースにしてサイト作成を行いました。

この大阪府版「税金はどこへ行った?」を見ることで、自分の払った税金は何に使われているのかを知るきっかけにしてほしいと願っています。
「あ、これは自分に関係するところに使われているんだな。」
「知らなかったけど、実は自分が毎日見ているところにも使われているんだな。」
「これは今の自分にはあまり関係ないけれど、こんな人の為に役だっているんだな。」
と思って頂ければ幸いです。
まだまだ見える化したい部分など発展途上ですが、そういった言葉が聞こえると開発チームとしてもうれしいと思っています。

今回のプロジェクトを終えて下記のことがわかりました。

  • 最初に議論した通り、やはり予算より決算の方が今回のサイト制作の趣旨には適していた。
  • 1つの事業に対して府と市町村が役割分担しているケースもあり、府と市町村の役割を見える化することで、より税金の使い途をわかりやすく見える化することができそう。
  • 府としてはすごく細かく数字を公開しているのに、それがうまく府民に伝わっておらず、かなりもったいない。
    大阪府の予算・決算についてご興味のあるかたはこちらをご参照ください。(2014/05/19現在)
  • 今回はできるだけITに関係ない人たちと一緒にやりたいと思い、実際にやってきましたが、果たして大成功でした!
    本当に意味のあるモノを作るにはどうすればいいのか、僕にとってとても考えさせられる良い機会となりました。
    なので、本当にこれは"はじめの一歩"。「オープンデータ」に限らず、またみなさんと一緒に機会を作って、活動は続けていきたいと思います。(松村)
  • WHAT DOES MY MONEY GO?のフォーマットと違った見せ方を考えたり税金や地方自治体のことを考えるきっかけになりました。 ワシの銭がどこいった?を理解するには道半ば。急がず焦らずゆっくり理解していきたい。
    なにより、すてきな仲間とご一緒できたことに感謝。
    そして言い出しっぺの松村さん、ありがとう。(久住)
  • またやりたいです。楽しかった!(林田)
  • 府税の使われ方を考えるいい機会になりました。住みよい素敵な街を維持するのにはこんなにも色んな使われ方がされてるんですね。(村上)
  • 身近にありながら知らなかった府税のことを、議論しながら考えたり知ることができて楽しい経験でした。いかに自分が知らないか、に気づくことは大切だと改めて感じました。(大西)
  • 本プロジェクトはサービスグラントにてプロボノを実践された社会人有志団によって構成されました。一人の呼びかけから始まってみんなで予算書決算書と睨めっこしながら、最後には税金の行く末、使われ方や項目についてお互いに説明しあう。。。市民力、府民力アッププロジェクト!お疲れ様でした!(岡本)